2020年4月7日、北海道苫小牧市の70代女性からキャッシュカードを盗み、口座から200万円を引き出された事件が起きました。
今回は詐欺グループの詳細と犯行手口について調べてみました。
ニュースの概要
北海道の70代の女性から盗んだキャッシュカードを使い、口座から200万円を引き出したとして、室蘭市の32歳の無職の男が窃盗の疑いで4月7日逮捕されました。
警察の調べでは、男は共犯者が存在し、2020年2月12日から15日の3日間の間で神奈川県川崎市、東京都品川区、北海道白老町の3つの銀行設置のATMから盗んだキャッシュカードで複数回にわたり引き出し合計で200万円を盗んだ疑いがある。
本件の詳細は不明であるが、独居老人に対する詐欺が多くなってきてますよね。
高齢者は年金で一定数の貯蓄がある点や相談する相手がいないという弱点を突いた犯行が多く非常に許しがたいです。
犯行の手口について
男の一人が警察官を装い苫小牧市の70代女性宅に訪れ「詐欺グループの中に銀行員がいる。あなたの暗唱番号が漏れている」などど言い、女性のキャッシュカードを盗み取るといった手口のようだ。
公的な職業を装うことで人の信頼を得ての犯行ということで、非常に巧妙な手口である。
詐欺グループが関与している組織について
警察が組織の関与があるとみて捜査を進めているとのことで、組織や詐欺グループを調べてみました。
Twitter、Facebook Instagramを使って、詳細を調べてみましたが、特定するには至りませんでした。
しかし同様の手口の犯行が、北海道小樽市、札幌市清田区など北海道の各エリアで相次いでいることから同じ組織の手口であることが想像できますね。
【カードすり替えで約230万円被害!】4月4日、石狩市の70代の女性に、警察官を名乗る女と銀行員と名乗る男から「キャッシュカードの暗証番号が詐欺グループに漏れている。」「カードはありますか。家に行く。」などという電話がありました。その後、自宅に来た警察官を名乗る男の指示に従い(続く) pic.twitter.com/cnOpjgD3Om
— 北海道警察防犯情報発信室 (@HP_seian) April 5, 2019
公職者を装っているとどうしても信じてしまいそうですよね。
しかし、警察がその場でキャッシュカードを持っていくことは無いと言っていますので、絶対に渡してはいけません。一度、ご家族や信用できる知人に相談する冷静さが非常に重要になってきます。
今後、コロナの影響による給付金制度にてより一層狙われるケースが増えてくることが予想されます。ご家族と普段から話し合っておくことが重要ですね。